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SAT
SEPTEMBER
肉体=精神→宇宙(合宿)
Category:田中店長日記
ワタシは高校時代「空手道部」に所属し日々肉体的、精神的に鍛錬をしていました。
今回は精神的鍛錬をした(させられた)「恐怖の夏合宿」を一部記述致します。
空手は基本的にフルコンタクト(直接打撃)空手と寸止め空手があり、スポーツとしての
空手はほとんど寸止め空手で、高校生が行うのは寸止め空手が主流になっております。
なので練習は大体寸止めスタイルですが、夏合宿に限っては何故かフルコンタクト形式
になります。4泊5日で海に行くのですが合宿には他校の空手部員、他校の顧問教師
そしてOBの先輩達が多数訪れ、こころにくい叱咤激励をして頂けるのですが・・・。
まったく迷惑な話です。朝5時から夜8時頃まで練習という名の殴る蹴るフェスティバル
が行われるのです。もちろん他校の空手部員に対しては僕らもイーブンな立場なので
殴り殴られなのですが、OBや顧問からは殴られっぱなし蹴られっぱなしです。
1日目が終わる頃には体はボロボロになり、それだけでも寝苦しいのに、明日のことを
考えると恐怖で神経が高ぶり眠りが浅くなるのです。寝てない上にまた朝5時から・・・
途中で居なくなる部員もちらほらいました。(脱走じゃなく入院で)
なんとか生き残れた者だけが最終日のメインメニュー「千本突き」を行います。
「千本突き」とは名ばかりで、蹴りも合わせれば5千本位ひたすら四股立ちで正拳突きや
前蹴り、側刀蹴り、後ろ蹴りをヤラされるのです。もちろんOBや顧問はバットや竹刀を
持参で徘徊し、常に「気合い」のない輩を叱咤激励するのです。意識が朦朧とするヒマも
なく、輩に打撃が加えられます。中には自ら殴ってくれと懇願する者も出てくる始末。
もう肉体的な限界は初日に達しているので残りの日数は精神力との勝負になり、メイン
メニューの「千本突き」に至っては精神とか肉体とかそんな領域は跳び越え、「宇宙」を
感じるステージまで上れる気になります。
そんなこんなで練習自体が終わり、最後に顧問やOBの先輩から一言づつ貰うのですが、
今まであんなに恐怖を与えられた人々から温かい言葉の雨あられ。そこで皆、自然に
涙がこぼれるのです。ホント自然に。正直言うとちょっと悔しいのは、今までの厳しい練習は
全部この瞬間の為の前フリかよ!それにしちゃぁ、ちょっと厳しすぎやしないかいっ?と
思うのです。まぁ一言で言えば「ズルイ」ですよ、ホントに!
最後の涙も含め精神的には、かなり鍛えられました。そして筋肉も。合宿や空手部の
エピソードは他にも色々有るのでこれからも少しずつ書いてきます。

↑黒帯持ってます。





















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